損害賠償(人身事故)

人身事故の損害賠償には、精神的損害と財産的損害とがあり、財産的損害は、消極損害と積極損害とに分かれ、通常は消極損害は積極損害よりも大きな金額になります。

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財産的損害の積極損害とは、直接被害者が人身事故のため出費した損害で、消極損害は、事故にあわなければ得られるはずだった利益分の損失のことです。

被害者がケガを負った場合の人身事故の損害賠償では、積極損害の医療関係費には、通院のための交通費、入院費、治療費など、後遺障害が残った場合は、義眼や義足を作った場合の費用、将来的な手術費や介護料、自動車や家屋の改造費などです。

被害者がケガを負った場合の消極損害は、休業した期間に得られなかった給与(休業損害)で、後遺障害が残った場合は、労働能力低下で、得られなくなってしまった利益の損害(逸失利益)です。

後遺障害が残る人身事故の精神的損害の慰謝料は、労働能力喪失表から算定され、逸失利益は、後遺障の程度(等級)と年間減収額などを元に算出されます。

死亡した場合の人身事故の損害賠償は、積極損害として、死亡するまでにかかった入院治療費(医療関係費)、死体運搬費や葬儀費、火葬代など葬儀関係費です。

裁判所が認めている損害賠償額の約1割の弁護士費用は、損害賠償として認められますが、供養費は、読経や供物料(初七日から百日忌まで)までとなり、墓石の費用は認められてません。

死亡事故の消極損害にあたる精神的損害の慰謝料は、精神な苦痛による損害賠償、逸失利益は、将来得られるはずだった利益で、被害者が一家の支柱となる人物か、年齢や社会的地位、高齢者か、などを考慮して損害賠償額が決まってきます。

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